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種苗ネットワークの発足について

種苗ネットワーク事務局

 2002年2月の総会において、優良な種苗の自家採種、種苗交換等を盛んにするため、本会の内部組織として種苗ネットワークを発足させることになり、その設置細則本会定款第54条の規定に基づく細則)が議決されました。これを受けて、2002年4月7日の理事会において、種苗ネットワークを運営していく上で必要な「種苗ネットワーク登録規程」が決定されるとともに、その運営主体となる運営委員会の委員5名が任命され、種苗ネットワークが発足しました。

1.運営委員会

 種苗ネットワークは、本会の各部(国際部、生産部など)と並ぶ内部組織ですが、事業運営的性格を持ち、組織運営のあり方や機能も異なるところから、その具体的な運営は、理事会の監督の下で運営委員会が行う形をとっています。任命された運営委員(任期2年)は、次のとおりであり、本会の種苗部長でもある林重孝さんが運営委員長をつとめています。大平博四さんは、このネットワークの顧問になっていただいています。運営委員会を支え、業務を円滑に遂行するために事務局を置いています。

 

  運営委員※  岩崎政利、佐久間清和、林 重孝、本城 昇、本野一郎(五十音順)

  事  務  局   武田松男      (2020年より 高橋靖)

 

  ※2004年4月からの第2期運営委員

  相原成行、岩崎政利、坂番雅美、林 重孝、本城 昇(五十音順)

        ※第3期運営委員

  久保田裕子、佐久間清和、高橋靖、林重 孝、本城 昇(五十音順)

2.種苗ネットワークの概略

 種苗ネットワークは、優良な種苗の自家採種・自家繁殖と種苗交換・融通を盛んにし、支援するために次の活動を担います。

 

①自家採種・繁殖種苗データベースを構築する。

②種苗提供者の提供可能種苗に関する情報を利用者に提供する。

③本会が冷蔵保存する種子を利用者に提供する。

④消費者向け家庭菜園用種子を提供する。

⑤農家向けに優良種苗を必要に応じて提供する。

 

(1)対象となる種苗   有機種苗のみならず、優良な非有機種苗を含みます。

(2)登録が必要です  種苗ネットワークの活動に参加できる方は、「登録」した方に限ります。

 

 登録は、次のとおり「提供登録者」と「利用登録者」の2種類があります。「利用登録者」として登録できる方は本会の正会員と賛助会員(2004年からは運営会員と普通会員)に限りますが、これらの会員であっても、種苗の販売を業として営む方は「利用登録者」になることができません。一方、「提供登録者」については、非会員であってもなることが可能です。

 

「提供登録者」…種苗及びそれに関する情報の提供を行う方

「利用登録者」…種苗及びそれに関する情報の提供を受ける方

 

 「提供登録者」又は「利用登録者」のどちらか一方だけでも登録できますし、それらの双方に登録することもできます。登録料は、無料です。登録の有効期間は、2年間です。登録申込にあたっては、「種苗ネットワーク登録規程」をよく読んでいただき、どのようなことを守らなければならないかご確認のうえ、「登録申込書兼登録票」に必要事項を記入し、押印して本会事務所まで郵送(FAXは不可)してくだい。

3.種苗ネットワークの2002年度の活動

(1)自家採種・繁殖種苗データベースの整備

 優良な種苗の自家採種・自家繁殖と種苗交換・融通を盛んにするためには、まず、どの地域、農家が優良な種苗を持っているのか、また、それら種苗の中で提供できるものとしてはどのようなものがあるか把握する必要があります。このため、それらの農家に「自家繁殖カード」(旧称「在来種苗票」)を配布し、一定の情報を記入していただき、それらを種苗ネットワーク事務局でデータベース化してきました。今後、「提供登録者」を対象にデータを蓄積し、各地域で優良な種苗を持ち、自家採種・繁殖されている農家をネットワークとして支援できる体制を整えて行きたいと考えております。

 

(2)提供可能種苗情報の提供

 上記(1)のデーターベースの中から、「利用登録者」に公開してもよい情報を本会会員の方々に提供し、自家採種・自家繁殖のみならず、農業経営や家庭菜園にご活用いただきます。この「利用登録者」への情報提供は、次のような形で行います。

 【概略情報】まず、どのような提供可能種苗があるのか、その概略情報を『土と健康』(2002年8,9月合併号)に掲載しています。   【具体情報】概略情報を見ていただき、より具体的な情報を得たい方は、提供可能種苗の情報が掲載された自家繁殖カード集(ファイル)を有償(事務手数料相当)で手に入れていただきます。このファイルは、穀物、芋類、豆類の第1分冊と、野菜等の第2分冊に分けても入手できます。これら情報に基づいて、「利用登録者」は、どの「提供登録者」からどんな種苗をどのくらい手に入れたいかを判断し、記載されている「提供登録者」の連絡先に問い合わせ、具体的な注文内容を決定して「提供登録者」に注文してください。

 

(3)種子の提供

 2002年度においては、本会で冷凍保存している種子を冷蔵状態に移し、秋播き用の種子として利用できるよう、利用登録者に有償(事務手数料相当)で提供しました。

4.その他

「種苗ネットワーク登録規程」には、登録いただく時に、あらかじめご了解いただき、守っていただくこととして、次のことが定められています。

 

(1)「利用登録者」に対して

 ・種苗情報や提供登録者から入手される種苗は、この種苗ネットワークの趣旨に賛同いただいた

  提供登録者のご好意の賜物ですので、利用登録者におかれては、提供登録者の権利を侵害する

  行為をしないでください。

 ・提供を受けた種苗は、自家栽培用に用いるようにしてください。

 ・提供を受けた種苗の栽培結果を種苗ネットワークや提供登録者に報告するようにしてくださ

  い。

 

(2)「提供登録者」に対して

 ・他人の種苗登録その他の権利を侵害する種苗やそうした種苗に関する情報を提供しないように

  してください。


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サービスと利用登録

種苗ネットワークの提供サービス

種苗ネットワークの利用登録者になると、次のサービスを利用できます。

 

①冷凍保存している優良種子の頒布

発芽試験のうえ、自家菜園や家庭菜園での試作用に提供します。普通に播種できます。『土と健康』の誌上でお知らせする種類からいくつかを選んで、種苗ネットワークへ注文してください。種子は、1袋300円、一部品種は1袋500円です。

 

②自家繁殖カード集(ファイル)の頒布 【現在休止中】

提供可能な自家繁殖種苗についての情報で、送料とも2,500円です。誰のどのような種苗が載っているかは、会誌『土と健康』でお知らせしています。カード集の頒布を受けた方だけが、提供登録者に種苗を注文できます。提供者に照会のうえ、直接注文します。

種苗ネットワークに登録しましょう

種苗ネットワークの活動に参加するには、登録が必要です。

 

1.「提供登録」と「利用登録」

 登録には、「提供登録」と「利用登録」の2種類があります。一方だけにも登録できますし、両方に登録することもできます。登録料は、無料です。登録の有効期間は、4月1日から翌々年3月31日までの2年間です。

 利用登録:本会の運営会員(年会費10,000円)と普通会員(年会費一口6,000円)のみ登録可能です。ただし、種苗の販売を業として営む方は登録できません。

 提供登録:本会の会員でなくても、登録できます。

 

2.登録申込

種苗ネットワーク登録規程」にある遵守事項(※)を確認のうえ、「登録申込書兼登録票」に記入押印して、本会事務所まで郵送(FAXは不可)してください。登録済通知の必要な方は、返信はがきを添えてください。

 

※種苗ネットワークの遵守事項

 利用登録者の場合

  ・提供登録者の権利を侵害する行為をしないでください。

  ・提供を受けた種苗は、自家栽培用に用いてください。

  ・栽培結果を種苗ネットワークや提供登録者に報告するようにしてください。

  提供登録者の場合

  ・他人の種苗登録その他の権利を侵害する種苗や、そうした種苗に関する情報を提供

   しないようにしてください。


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種苗ネットワーク規約

種苗ネットワークの設置に関する細則

2002年2月18日総会議決

2004年2月15日総会議決

 

 種苗ネットワークの設置に関し、特定非営利活動法人日本有機農業研究会定款第54条の規定に基づき、種苗ネットワーク規約を次のように定める。

 

種苗ネットワーク規約

 

 (目的)

第1条 質のよい種苗の自家採取・繁殖活動を促進するとともに、種苗に関する調査、普及、啓発等

 を行うことにより、健康的で質の良い食物を生産する農業の確立、普及を図るため、本会に種苗ネ

 ットワークを設置する。

 

 (業務)

第2条 種苗ネットワークは、次に掲げる業務を行う。

 (1) 種苗に関する情報の収集、調査

 (2) 種苗に関する情報の提供

 (3) 種苗の斡旋、提供(提供の代行を含む。以下同じ。)

 (4) 種苗に係る相談、指導

 (5) 種苗の栽培、採取、保存

 (6) 前各号に関連する業務

 

 (登録)

第3条 種苗ネットワークを利用して、種苗に関する情報、種苗の斡旋又は提供を受けようとする会

 員は、あらかじめ種苗ネットワークに登録するものとする。

 

 (運営委員会)

第4条 種苗ネットワークを円滑に運営するため、種苗ネットワークに運営委員会を置く。

2 運営委員会は、委員長及び委員4人をもって構成し、うち2人以上は、理事の職にある者をもって

 あてる。

3 委員長は、種苗部長をもってあて、委員は、理事長が理事会の議決を経て会員の中から任免す

 る。

4 運営委員会は、委員長及び2人以上の委員の出席がなければ、議事を開き、議決することがで

 きない。

5 前項の規定にかかわらず、委員長及び委員2人以上の同意があるときは、書面表決の方法によ

 り、議決することができる。

6 種苗ネットワークの運営に関し、必要な事項は、委員長及び委員2人以上の同意をもって決定す

 る。

 

 (優良種苗育成者)

第5条 種苗ネットワークに優良種苗育成者を置く。

2 優良種苗育成者は、優良な種苗の育成に意欲と能力があると認められる会員について、運営委

 員会が選定した候補者の中から、理事長が理事会の議決を経て選任する。ただし、就任を承諾し

 ない会員については、この限りでない。

3 優良種苗育成者は、次に掲げる業務を行う。

 (1) 種苗に係る相談、指導

 (2) 運営委員長が運営委員会の議決を経て依頼する種苗の栽培、採取、保存

 (3) 種苗ネットワークが行う事業、活動への積極的参画、協力

 (4) その他本会が行う種苗に係る事業、活動への参加、協力

4 優良種苗育成者でない者は、優良種苗育成者又はこれと紛らわしい名称を用いてはならない。

 

 (事務局)

第6条 種苗ネットワークの事務を処理するため、事務局を置き、事務処理に必要な職員を置くこと

 ができる。

2 職員は、運営委員長の指示により事務を執り行う。

 

 (報告)

第7条 運営委員長は、種苗ネットワークの運営状況を適時理事会に報告するものとする。

 

 (委任)

第8条 第3条及び第5条2項に定める登録及び選任その他この規約の施行に関し、必要な事項

 は、理事長が理事会の議決を経て定めるものとする。

   付 則

 本規約は、2002年2月18日から施行する。

   付 則

 本規約は、2004年2月15日から施行する。


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種苗ネットワーク登録規程

種苗ネットワーク登録規程

2002年4月7日 理事会決定

2004年4月3日 理事会決定

 (定義)

第1条 この規程で「提供登録者」とは、本ネットワークに登録して会員に種苗又は種苗に関する情

 報を提供する者をいう。

2 この規程で「利用登録者」とは、本ネットワークに登録して本ネットワーク又は会員が提供する種

 苗又は当該種苗に関する情報の提供を受ける者(本会の運営会員又は普通会員である個人会員

 に限る。)をいう。

 

 (登録)

第2条 本ネットワークを利用して種苗又は種苗に関する情報を提供しようとする者及び種苗又は種

 苗に関する情報の提供を受けようとする会員は、別途定める登録手数料を添えて、あらかじめ本

 ネットワークに登録しなければならない。

2 前項の規定にかかわらず、本ネットワークを利用して種苗又は種苗に関する情報の提供のみを

 行う者については、登録手数料を徴収しない。

 

 (登録の制限)

第3条 種苗販売業者(事業主、代理人、使用人その他の従業者を含む。)は、利用登録者となること

 はできない。

 

 (登録の有効期間)

第4条 登録の有効期間は、4月1日から翌々年3月31日までの2年間とする。

 

 (提供種苗等の届出)

第5条 提供登録者は、本ネットワークを利用して提供する種苗の作物名又は種苗に関する情報

 を、別途運営委員会が定める様式により、本ネットワークに届け出るものとする。

2 本ネットワークは、前項の規定に基づき届出のあった種苗に関する情報を開示し、提供する非独

 占的権利を有するものとする。

 

 (種苗等の公開、提供、斡旋等)

第6条 本ネットワークは、届け出のあった種苗の作物名及び種苗に関する情報を適宜編集し、各種

 苗に関する情報の一部を公開するとともに、利用登録者に対し、種苗の提供、斡旋又は提供の代

 行及び種苗に関する情報の提供を行う。

2 前項に規定する種苗の提供及び提供の代行並びに種苗に関する情報の提供に係る手数料は、

 別途理事会が定めるところによる。

 

 (提供登録者の義務)

第7条 提供登録者は、他人の種苗登録その他の権利を侵害する種苗に関する情報を本ネットワー

 クに届け出てはならない。

 

 (利用登録者の義務)

第8条 利用登録者は、直接、間接を問わず、本ネットワークを利用して提供を受けた種苗又は種苗

 に関する情報をもって種苗登録その他の権利を取得する等により、当該種苗及び種苗に関する情

 報の提供登録者の権利を侵害してはならない。

2 利用登録者は、本ネットワークを利用して提供を受けた種苗を自家栽培用に用いるものとする。

3 利用登録者は、本ネットワークを利用して提供を受けた種苗の栽培結果を本ネットワーク及び当

 該種苗の提供登録者に適宜報告するよう努めなければならない。

   付 則

 この規程は、2002年4月7日から施行する。

   付 則

 この規程は、2004年4月3日から施行する。

 


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種苗ネットワーク登録申込書兼登録票用紙

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栽培結果報告書用紙

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自家繁殖カード用紙

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春夏播き種子をお分けします (1月~4月)

 

~種子寄贈もお願いします~

(日本有機農業研究会に未入会の方は、入会手続きと種苗ネットワーク利用登録申込以後にご利用ください。)

種苗ネットワーク事務局・種苗部

 

 自家採種をしている方から提供していただいて本会種苗部と種苗ネットワークが冷凍保存している種子の一部を、会員種苗ネットワーク利用登録者にお分けします。頒布種子は、最新の『土と健康 1・2月合併号』をご覧ください。参考のために別表に一覧を載せています。★印を付けてあるのは、特性が優れていて有機農業に向いている、おすすめの品種です。

 

 自家採種できますから、一品種について一人一袋とします。各自が殖やし、提供できるように育ててください。頒価は、一袋300円または500円です。収入は、自家採種運動促進のための組織維持経費として活用させていただきます。種子には、育て方などの「説明書き」のほか、郵便振替払込書と、栽培後に提出していただく「栽培結果報告書」用紙を添えてお送りします。

 

 種子入手ご希望の方は、次の要領でお願いします。受付締切りは、4月末日です。

 

1.申し込み方法:(希望品種と返信用封筒)

 便箋など、B5(本誌の大きさ)程度の用紙に、住所氏名、電話、入手目的(販売用試作・自家菜園)、希望種子の№と品種名を書き、返信用封筒(※)1枚を添えて、申し込んでください。

 

  申込み先

   〒162-0812 東京都新宿区西五軒町4ー10 植木ビル502

   日本有機農業研究会 種苗ネットワーク

 

※返信用封筒の作成要領

 長形3号(120×235mm)以上の大きさの封筒に、ご自分へのあて先(「様」まで)と、下部に希望種子のNo.と品種名を連記し、郵便切手70円を貼ってください。

 

2.発送

 注文到着順に、2月中旬から10日ごとに発送します。

 

3.代金の振り込み

 種子受領後2週間以内に、郵便振替で送金してください

 

4.その他

 頒布後1年以内の種子の発芽率が低い場合は、お申し越しください。次のご注文の際に、頒価合計から同一価額を減額させていただきます。

 

 利用できるのは、本会の運営会員か普通会員で、種苗ネットワーク利用登録がしてある方です。会員外の方は、入会手続き後に、登録申込書と上記1(希望品種のメモと返信用封筒)を郵送(FAX不可)してください。

 

 お問合せは、本会事務局 種苗ネットワークまで、どうぞ。

 

■種子を寄贈してください

 冷凍保存している種子の在庫量が、少なくなっています。お勧めいただける種子に余分がありましたら、寄贈してくださるようお願いします。


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秋播き種子をお分けします (7月~10月)

 ~種子寄贈もお願いします~

(日本有機農業研究会に未入会の方は、入会手続きと種苗ネットワーク利用登録申込以後にご利用ください。)

種苗ネットワーク事務局・種苗部

 

 自家採種をしている方から提供していただいて本会種苗部と種苗ネットワークが冷凍保存している種子の一部を、会員種苗ネットワーク利用登録者にお分けします。頒布種子は、最新の『土と健康 7月号』をご覧ください。参考のために別表に一覧を載せています。★印を付けてあるのは、特性が優れていて有機農業に向いている、おすすめの品種です。

 

 自家採種できますから、一品種について一人一袋とします。各自が殖やし、提供できるように育ててください。頒価は、一袋300円または500円です。収入は、自家採種運動促進のための組織維持経費として活用させていただきます。種子には、育て方などの「説明書き」のほか、郵便振替払込書と、栽培後に提出していただく「栽培結果報告書」用紙を添えてお送りします。

 

 種子入手ご希望の方は、次の要領でお願いします。受付締切りは、10月末日です。

 

1.申し込み方法:(希望品種と返信用封筒)

 便箋など、B5(本誌の大きさ)程度の用紙に、住所氏名、電話、入手目的(販売用試作・自家菜園)、希望種子の№と品種名を書き、返信用封筒(※)1枚を添えて、申し込んでください。

 

申込み先

 〒162-0812 東京都新宿区西五軒町4ー10 植木ビル502

 日本有機農業研究会 種苗ネットワーク

 

※返信用封筒の作成要領

 長形3号(120×235mm)以上の大きさの封筒に、ご自分へのあて先(「様」まで)と、下部に希望種子のNo.と品種名を連記し、郵便切手70円を貼ってください。

 

2.発送

 注文到着順に、8月中旬から10日ごとに発送します。

 

3.代金の振り込み

 種子受領後2週間以内に、郵便振替で送金してください

 

4.その他

 頒布後1年以内の種子の発芽率が低い場合は、お申し越しください。次のご注文の際に、頒価合計から同一価額を減額させていただきます。

 

 利用できるのは、本会の運営会員か普通会員で、種苗ネットワーク利用登録がしてある方です。会員外の方は、入会手続き後に、登録申込書と上記1(希望品種のメモと返信用封筒)を郵送(FAX不可)してください。

 

 お問合せは、本会事務局 種苗ネットワークまで、どうぞ。

 

■種子を寄贈してください

 冷凍保存している種子の在庫量が、少なくなっています。お勧めいただける種子に余分がありましたら、寄贈してくださるようお願いします。