催し報告 (2006~2007)


催し報告 070300

第35回 日本有機農業研究会全国大会・総会を開催

 

  3月10日、11日の両日、愛知県豊橋市で「自然の叡智に学んで、農と食から循環の暮らしへ」を大会テーマに、第35回日本有機農業研究会全国大会と総会を開催しました。

 大会は、松沢政満大会実行委員長はじめ50名を超える実行委員会メンバーの熱心な準備で、特に地元からの参加者も多く、盛大で充実した会になりました。主催者側から佐藤喜作理事長、松沢政満大会実行委員長、来賓として小出義光愛知県農林水産部部長、早川勝豊橋市長、有機農業推進議員連盟のツルネン・マルテイ参議院議員からご挨拶をいただきました。

 基調講演・河田昌東さん、地域報告・吉川三津子さん、そして星洋輔・さやかさんから大会アピールが提案され、拍手で採択しました。次に7つの分科会、夜には、「農の語らい」(懇談会)。翌日には、種苗交換会、2分間スピーチ、3つのセミナーが開催されました。午後からはバスに分乗し、現地見学会が行われました。1日目のお昼には、豊橋商業高校の生徒による地産地消ヘルシー弁当が好評、夕刻の懇親会では、地元の有機野菜をふんだんに使ったお料理が並びました。

 

 

 総会は、11日、午前9時から昼まで開かれました。はじめに佐藤理事長から、「昨年は有機農業推進法が誕生して有機農業が公認された。やっとゼロ歳である。私たちは37年の歴史をもつ。改めて高い理念と今までの精神を貫いて、粛々と進む必要がある。危惧していることは、これまで有機農業を否定してきた行政、農協などの『品質が悪い』『収量が低い』などの誤解が払拭されていないことである。これを切り替えさせることが先決である。日本の国土と食料を守り、生命を守る。まず、有機農業の広く深い意義を正しく理解してもらうことから始めなくてはならない」と挨拶がありました。

 

開会挨拶する佐藤理事長


<本会の本年度における活動の方向性>

 

 活動計画は、一部と二部にわかれており、一部は、活動の方向性について、次の8項目があがっている。

 

1 有機農業推進法の運用へ向けた活動。

2 結成趣意書の農と食の原点に立った活動の啓発・普及。

3 「提携」を広める。

4 食べ方で健康と自給を取り戻す。

5 遺伝子組換え、農薬散布、環境と健康問題への取組みを

  強める。

6 研修機能を強める。

7 自家採取のすすめと有機種苗の提供。

8 会員をふやす活動を強める。

 有機農業推進法に関する活動については、充実した対応ができるよう、「有機農業推進法対策委員会」(仮称)を設置し、次のように取り組んでいくことが提案され、了承された。

 

(1) 状況への適切な対応

 

①定期的に委員会を開催し、対応策を打ち出す。

②東京と各地の情報を適切に把握し、伝達する。

③地域からの講師の派遣への対応

 

(2) 都道府県の策定す

 

る推進計画への関与

①本会の会員が各県において主導的に運動を進める。会員主体の県有機農業研究会を再構築することも考慮する。

 

第35回愛知豊橋大会アピール

 

自然の叡智に学んで、農と食から循環の暮らしへ

 

 暖冬だけでなく、記録的に少ない降雪など、日本でも世界でも寒熱乾雨の気象記録の塗りかえが日常化しています。このような温暖化をはじめ、化学物質汚染、生物多様性の減少など地球環境問題が顕著になり、対策に急を要しています。さらに、食料とエネルギーの問題を合わせると、これらが地球市民の3大優先課題といえるでしょう。この3課題を意識しない経済活動は社会的に認められない時代です。農業も例外ではありません。

 「食料と環境」に直結する産業という意味で、農業は生命産業です。エネルギー問題が全人類的課題と意識され、「農林業は唯一のエネルギー生産業」とも言えます。それが石油をふんだんに使う近代化農業の進展で、エネルギー収支が大赤字の経営が多くなりました。生命産業としての位置づけも危うい状況です。経済のグローバリゼーションにより、事態はさらに悪化しています。人や社会の歪みも大きくなっています。

 日本有機農業研究会は発足以来35年、地域自給と提携を軸に環境と優しく折り合える農業を実践し、伝統的な食と暮らしの文化を発信しつつ、未来につながる持続可能な社会のあり方を世に示して来ました。

 混迷する社会にあって、このような有機農業への全国民的期待が大きくなり、超党派で議員立法された「有機農業推進法」が昨年12月成立、施行されました。私たちは、現在策定中の「基本方針」には、このような私たちの35年以上に及ぶ高い理念と地道な取り組みを大切にして取り入れ、それを支援し拡げることを主眼とするものに書き換えることを望んでいます。

 ここに私たちは、自然の叡智に学ぶ有機農業は生命を尊重し、人と人の信頼関係を培い、食料、環境、エネルギー等の全地球市民の課題を解決に導き、世界平和に寄与するものであることを確認し、そのような有機農業を基礎に据えて、農と食から循環の暮らしを創る新時代が開けることを願い、大会アピールといたします。

2007年3月10日

第35回日本有機農業研究会大会

<豊橋大会の写真> 

 

  3月10日、11日の両日、愛知県豊橋市で「自然の叡智に学んで、農と食から循環の暮らしへ」を大会テーマに、第35回日本有機農業研究会全国大会と総会を開催しました。

 3月10日は、会場の豊橋市西海岸としてはめずらしい、風のない暖かな日でした。しかし、夜に雨が降り、明けて11日は強風と、目まぐるしく天候の変化するなか、大勢の方が大会にご参加いただき、ありがとうございました。

 参加費を払って入場いただいた方が508人、地産地消健康弁当を考案し、市内の弁当屋さんと協力して作って、販売や説明に来てくれた豊橋商業高校の生徒さんや引率の先生17人、来賓、講師、マスコミ等約30名で、総勢560人余の皆さんのおかげで、にぎやかに楽しく、有意義な2日間の大会を実施できました。

会場のライフポートとよはし

 

懇豊橋市長

早川勝

書籍販売会場の様子

会場受付の様子

 

参議院議員

ツルネン・マルテイ

基調講演河田昌東

大会実行委員長

松沢政満

開会プログラム

 

豊橋商業高校の生徒が作った

地産地消の健康弁当

愛知県農林水産部部長

小出義光

大会アピールを読む星夫妻


 

初日は、開会式に引き続いてシンポジウムと7つの分科会が開かれました。

 

第1分科会 木曽川の水が

つくる生命地域のくらし

第5分科会 有機農業推進政策とこれからの有機農業運動

第2分科会 自然の叡智に学ぶ農-地球環境時代の有機農業

第6分科会 遺伝子組み換え

作物と私達のくらし

第3分科会 はじめよう有機農業-未来を拓くライフスタイル

第7分科会 コメは日本の宝

-有機稲作を語ろう

第4分科会 体験、体感して

学びたい本当の食と農


 

 2日目の午前は種苗交換会、2分間スピーチ、3つのセミナーと日本有機農業研究会年次総会が開かれました。午後からはバスに分乗し、現地見学会が行われました。

 

全国から集まった自家採種の種

 

現地見学会-福津農園にて

現地見学会-正木さんの農場



催し報告 070202

とことんきこう!就農について

      有機農業入門講座2007年

 

 安全な食べ物を食べたい! なんか最近よく聞く有機農業って、どんな人たちが作っているの?

農業を始めたい! でも実際どうすればいいの……。有機農業に対する関心や想いは、さまざま

です。今年は、有機農業で奮闘されている若い3人の生産者をパネラーに迎え、「就農」につい

て思う存分語っていただきました。

 

■パネラー■

   井波 希野さん(山梨県北杜市 就農4年目)

   田中 庸介さん(茨城県石岡市 就農7年目)

   山本 茂晴さん(千葉県千葉市 就農5年目)

■コーディネーター■

   井上 昌代さん(神奈川県 就農6年目)

左からコーディネーターの井上昌代さん、パネラーの井波希野さん、山本茂晴さん、田中庸介さん

有機野菜と雑穀を使った多彩な料理

井波さん手づくりのピクルスと

トマトピューレ

 

懇親会の様子

会場の様子

 

 

青年部の恒例となった、井上昌代さん制作の紙芝居「おちばくんのおしごと」の

始まり、始まり…


参加者の感想

 講座は、現在就農されている3人の方のパネルディスカッション形式で、それぞれ違う状況、環境下で研修から就農に至るまでのお話を詳しく伺えて、とてもよかったです。また、私は漠然と東北の山間部などの過疎地に行きたいと思っていたのですが、農作物の需要や流通面での利便性やコストや子供の学校、病院などの生活面などを考えた場合、人工の集中している都市部に近い方が良いのかもしれないなど、お話を伺いながら具体的にイメージすることもでき、参考になりました。(本郷泉さん)

 

あっという間の3時間半、

来てよかった!


 新規就農することを目標に研修をはじめてから2年近くが経とうとしており、先のことも考えています。有機で農業をやっていくことに迷いはありません。農地、資金面のこと等少し不安はありましたが、今回のパネルディスカッションは、それを払拭する良い機会となりました。そして、日々の研修でも教えられてきたことですが、あとは自分自身がどれだけ強い信念を持つかということが、独立する上で大切なことだと再確認できました。(永谷嘉規さん)

不安を払拭することができました



催し報告 061001

青年部主催 2006年夏の有機農業見学会

 in 千葉県・東庄町(8月19日~20日)を開催しました

 2006年の青年部主催・夏の有機農業見学会は、千葉県香取郡東庄町で行われました。青年部部長の佐久間清和さん・知子さん、そして「土と健康7月号」の「熱き心くん」で話題を呼んだ(!?)、同じく青年部の中野幸子さんをはじめ、日有研で出会って結ばれたという就農14年目の鎌形正樹さん・幸子さん、脱サラして就農4年目の岡野哲也さん・やよいさんの、計4軒の農場や加工所などを見学させていただきました。

中野さんのナス

笹川駅に集合した参加者たち


鎌形正樹さん・幸子さんの農場

 

 見学会初日の8月19日は快晴。真夏の強い陽射しの中、10台以上の車を連ねて見学会のスタートです。最初の見学先は、就農14年目の鎌形さんの畑。主に幸子さんが担当という20aの畑には夏の野菜がたくさん実っていました。最初に参加者の注目を集めたのは、ナスとナスの間に植えてあるコンパニオンプランツのバジル。これは植え始めて3年目。今のところ虫の害はないそうです。ほかにも瓜類の間にネギを植えると効果があるということです。また秋蒔きの白菜、人参、葉ものなどがワリフ(虫や雨、風を避けるためのビニール製の覆い)のトンネルの中で小さな芽を出していました。虫対策には大変苦労をしているとのことでした。

 

虫除けのワリフ

学生時代に日有研で出会って

結ばれた鎌形夫婦


岡野哲也さん・やよいさんの農場と加工場

 

  西日が強くなってきた時刻から、鎌形さんの田んぼのすぐ近くにある岡野さんの田んぼへ移り、岡野さんの農業見学スタートです。哲也さんは、脱サラしてやよいさんの実家のある東庄町で就農して4年目。日本不耕起栽培普及会の会長である岩澤信夫氏から米づくりを教わり、その指導に忠実に冬季湛水を行い、低温育苗のエネルギーの高いお米を育てています。3月9日に種蒔き、2週間ほどして5cmほどに育ったら、田んぼに出します。半不耕起の田んぼで育った稲は、土が固ければ硬いほど反発して根を張り、倒れにくくなるそうです。

 

 

真空包装のお米

冬季湛水が成功した

田んぼの前で説明する

岡野哲也さん


中野幸子さんの農場

 

  2日目は、中野幸子さんの農場見学からスタートです。今回の見学先では、唯一、中野さんだけが新規就農者で、しかも一人でやっています。千葉県佐倉市の林重孝さんのところで1年、1日目の見学先である鎌形さんのところで1年研修して、鎌形さんとのご縁で千葉の東庄町で就農したということでした。

 現在、畑を7枚借りていて、この畑にはこの野菜と決めて、年間約50種類ぐらいの野菜を栽培していますが、それぞれの畑が離れていて出荷の日は収穫が大変だそうです。当日見学させてもらったのは主にナスとピーマンが植えてある畑。中野さんの明るいキャラクターで、終始笑いが耐えない愉快な見学となりました。

 

中野さんの畑で

中野幸子さん


佐久間清和さん・知子さんの農場

 

 そして見学会最後は佐久間さんの「佐久間草生農場」。車で移動中に雨。最初の畑に着くころに雨足が強くなりましたが、間もなく上がり、そのお陰で少し涼しくなりました。

 佐久間さんは、埼玉県小川町の金子美登さんのところで1年間研修をした後、農家である実家に帰り農業を始めました。お父さんはお勤めしていて兼業農家。はじめの初めの6年間はお母さんの文枝さんと一緒に農業をやっていました。2年前に知子さんと結婚。現在は、田んぼと自然農法栽培の畑は、ほぼ二人でやっています。

 お餅、漬物、味噌などの加工品は、今でもお母さんが手伝ってくれているそうです。5か所ほどある全部で60aぐらいの畑は不耕起自然農で、最初に見させていただいた畑は、7年間耕していないということでした。

 

農林22号

鉄より丈夫という竹の支柱の

前で佐久間夫妻


鎌形家の養鶏場。

臭わない鶏舎、

きれいでおだやかな鶏。

岡野さんの精米施設は、

石抜き機→

精米機→

小米取り機

(石抜き機の性能も含む)→

色彩選別機→

脱酸酸素剤を入れて、

袋を真空状態にして完成。

 

中野さんの畑では、

肥料は鶏糞と米ぬか、

籾殻が主で、

落ち葉の温床も

作っているそうです。

7年間耕していないという佐久間さんの自然農の畑にはサツマイモとカボチャが元気に育っていた。今年は肥料も入れていない。


参加者の感想

 将来、家族で農業をやってみたいと考えています。昨年の岐阜の見学会に続いての参加で、今年は千葉ということで近いので、妻と息子を連れて参加させていただきました。(岩崎直純:東京都江戸川区)

早く仲間入りしたい


 夏の遅れを取り戻そうとするかのような強い日差しのなか、見学会の現地へ。千葉と言えば落花生とばかり思っていましたが、東庄町は、ゆるやかな小山を背景に田が広がっており、今年の日照不足の影響をものともせず、どこの田も豊穣の実り、稲穂が首をたれ、しばしうっとりの道のりでした。(多田マリ子:神奈川県秦野市)

「力強さ」に励まされて


 とても濃厚で有意義な2日間を過ごすことができました。現在は会社勤めをしながら、土日に藤沢市の相原農園にお世話になり、有機農業の勉強をさせていただいています。(橋詰史子:神奈川県横浜市)

有機農業に魅せられた2日間



催し報告 060304

今年も盛会でした! 有機農業入門講座2006年


催し報告 060200

第34回日本有機農業研究会全国大会・総会を開催しました

 2月11日、12日の両日、千葉県三芳村で「農の原点から未来を見つめる」を大会テーマにして、第34回日本有機農業研究会全国大会と総会を開催しました。

 初日は、三芳村立三芳小学校体育館にて開会式とシンポジウム、分科会が開かれました。会場は、530名の参加者で満員となりました。主催者の開会挨拶(佐藤喜作理事長)と来賓挨拶、シンポジウムの後、大会アピールを採択しました。休憩の後、7つの分科会に別れ熱心な議論を行いました。

 

 2日目は7時から種苗交換会、8時から分科会報告、8時半から2分間スピーチ、9時から日本有機農業研究会年次総会が開かれました。種苗交換会には、約30名の方から自家採種の種120種以上の出品があり盛況でした。出品されたは種は、すべて持ち帰られきれいになくなりました。同時に操体法の講習会も開かれました。また、総会では、本年度(2006年度)の活動計画の審議において、昨年度に引き続き、日本有機農業研究会の原点である結成趣意書に立ち戻り、運動を展開していくことが求められていることが確認されました。総会で採択された本会の本年度の活動の方向性は、次のとおりです。

 

開会挨拶する佐藤理事長


<本会の本年度における活動の方向性>

 

 昨年度に引き続き、結成趣意書の原点に立ち戻り、次の活動を中心に展開する。

 

1 有機農業と「提携」を広める

①各地の生産者消費者の「提携」を広げるため、提携ネットワークをつくり、活動を促進する。併せて『提携ハンドブック』(仮題)を発行する。

②有機農業への新規就農の支援態勢を強める。

③有機農業推進基本法(仮称)の制定を進める。

 

2 食べ方で健康と自給を取り戻す

①食事と健康のつながりに注目し、土に根ざした食、農、医を進める。

②自給を高める食べ方、食べる術(手作り食など)を広める。

 

3 遺伝子組換え、鳥インフルエンザ、環境問題への取組みを強める

①遺伝子組換えイネの栽培実験の反対訴訟を支援、反対運動を全国的に展開する。

②農薬と健康問題、農薬空中散布問題、鳥インフルエンザ問題などについて取組みを強める。

 

4 研修機能を強める

①有機農業サポート委員会において本会の研修システムのあり方を検討し、試行する。

②行政との連繋による有機農業の農業公園作りや有機農業アドバイザーによる研修プロジェクトなどを推進する。

③有機農業の参考書や学校農園の手引き書などを作成し、学校における有機農業教育を支援する。

④学校から農家への有機農業インターンシップの受入れを促進する。

 

5 自家採取のすすめと有機種苗の提供

①自家採種運動を推進するとともに、種苗ネットワークの活動を強化する。

②優良種苗、推奨種苗の提供体制を整える。

 

6 会員をふやす活動を強める

①積極的で、きめ細かな会員募集活動を展開する。

②関係団体・活動との連繋を強め、協力、共催、後援をしていく。

③会員による各種の活動、集まりなどをふやしていく。

 

 

 

第34回千葉三芳大会アピール

 

農の原点から未来を見つめる

 

 ここ千葉県三芳村で始まった一つの有機農業運動は、今日まで三十年あまりにわたり続いてきました。それは、つくる人と食べる人とのつながりが、ただ物のやり取りという関係ではなかったからです。私たちは、いのちの糧としての生産を自覚し、それを届け、また、季節のものを食べる伝統的な食生活を続けながら、人と人との信頼を培い、喜びと苦労を分かち合ってきました。

 そのような産消提携の精神は、人をだましてまでも利を得ようとする現代社会の歪みを正そうとするための指針ともなり、真の豊かさに通じると信じます。

 私たちが目指すのは、人と人との信頼に基き、環境を守り、いのちの糧としてのたべものを得ようとする有機農業です。このように、つくる人と食べる人がともに農業や人間らしい暮らしを考えるというつながりは、競争や対立とは相反するものであり、これが広がることは、子供たちの未来に平和をもたらすことにもつながるでしょう。

 私たちはここに、有機農業は、いのちの糧としての食べものを育て、人と人との信頼を培い、農村や農業を再生し、人間性の回復とともに、平和に寄与するものであることを確認し、これが国の基礎に据えられることを強く願い、大会アピールといたします。

 

2006年2月11日

第34回日本有機農業研究会大会

 <三芳村大会の写真>

 

 2月11日、12日の両日、千葉県三芳村で「農の原点から未来を見つめる」を大会テーマにして、第34回日本有機農業研究会全国大会と総会を開催しました。

 晴れ渡る青空の中、会場の千葉県三芳村の三芳村立三芳小学校体育館には、全国から530名の参加者が集まりました。大会は、主催者の開会挨拶(石畑耕一郎大会実行委員長、佐藤喜作理事長)で始まり、堂本暁子千葉県知事、中川豊昭三芳村村長の皆さんから来賓ご挨拶をいただきました。

 

初日は、開会式に引き続いてシンポジウムと7つの分科会が開かれました。

 

 

 夜には、会場をたてやま夕日海岸ホテルに移し懇親会へ。会場には地元三芳村の有機野菜を使った料理が並び、盛会でした。

 

 

 2日目は8時から種苗交換会、操体法プラスα、2分間スピーチ。9時から日本有機農業研究会年次総会が開かれました。種苗交換会では、タカキビ 花いんげん 古代米の徳島赤米 あくね餅の緑米などさまざまなタネが見られました。